ICTと僕

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沖縄高専

こんにちは。
かねしろ@pinkrootです。

約半年ぶりのブログ更新となります。
あ、お久しぶりです。元気にやってます。

久しぶりに更新した理由は沖縄高専ICT委員会のAdvent Calendar2013に参加することになったためです。
クリスマスの翌日にAdvent Calendarを書く辺りがOB感出てていいと思い感じだと思います。
ちなみに本来のAdvent Calendar最終日である昨日は現委員長の従姉妹が記事を書いたようです。
今日は何の日!?-ICTAdventCalendar-

その他の記事に関しては顧問をされているM教授の記事「ICT Advent Calendar 2013 まとめ」を参考頂くとご覧になれます。

さて、ICT委員会のAdvent Calendarということで、本エントリではICTと僕の関係性とか、ICTを通して僕がどうなったのかとかをつらつらと書いていこうと思います。長文になります。画像も無いとの噂。

ICTと僕 〜出会い編〜

ざっくりとICT委員会の歴史についてM教授が記事にまとめてくれたので、まずはそれを読んで頂くとICT委員会の概要や歴史を理解頂けると思います。
ICT委員会誕生秘話

上述したICTの歴史の中で、2007年に

パソコン甲子園はデジタルコンテンツ部門に2年生2人が挑戦しグランプリを受賞

という記述がありますが、実は僕もコンテンツ部門に挑戦していました。
が、グランプリを受賞した2名とは別のチームを結成して挑んでおり、ドン引きするような実写映像作品を作って予選落ちしました。

また、2008年の項に

デジタルコンテンツ部門はグランプリで連覇

という記述がありますが、この年も別のチームを結成しFLASHで動画を作って予選落ちしています。

その直後、教授の記事にもあるように各コンテスト出場者を中心にICT委員会は発足しました。
つまり僕はICT委員会発足時にICT委員会のメンバーであり、キックオフ的な顔合わせにも参加していたのです。コンテンツ演習室でとりとめのない話をした記憶が微かにあります。ちなみに昨日の夕飯は覚えていません。

しかし、コンテンツ部門に出ていたことからも分かる通り、当時はプログラミングにはほとんど興味がありませんでした。
高専に入ったのもプログラミングがしたいという欲求ではなく、インターネット関する職業につきたいという漠然とした思いからだったし、その興味もコンテンツの発信や人と人の繋がりなど、アプリケーション層の更に上にありました。
ということで、ICT委員会がプログラミングの勉強会をするようになったとき、僕は自然とフィードアウトしていきました。
ちなみにこのときICT委員会に残ってちゃんと勉強を続けた同級生のしろめ(あだ名)はメキメキと力をつけ、委員長になりました。一方僕はイベント系に興味を持ち始め、学園祭や寮祭などの局長になりました。

ICTと僕 〜覚醒編〜

時は過ぎ、僕は高専の本科(5年制)を卒業する時期。

卒業研究では光通信を専門とする教授の研究室を勝手にウェブサービス全般を研究対象とする部屋に変え、自由にSNSを作ったりしていました。
あくまでもプログラミングはコンテンツ発信の場を作るための1技術という捉え方をしていましたが、自分でコードを書き、サービスを作り、それをユーザが使ってくれることに快感を覚え始めていました。

この時期にはSNSが盛り上がっており、僕は積極的にfacebookやtwitterで情報を発信していました。
とりとめもなく、開発に関することや将来起業したいこと、マネジメントに興味があることなど。

M教授はそれを見ていました。
M教授は隣の研究室の担当教官であり、授業も持っていたりということで接点はあったのですが、当時は深い関わりはありませんでした。

そんな教授が、専攻科に進学予定の僕をICTの委員会に勧誘(再勧誘?)したのです。

この頃のICT委員会はギーク集団と化しており、マネージャーもプランナーも存在しない団体となっていました。
初めて活動場所に行ったときに複数人が棒を振り回していたように記憶しています。
そのような状態のICT委員会がコンテストで賞を獲得したりできるように、テコ入れとして僕は投下されたのだと理解しています。

そこからは怒涛の毎日でした。

ギークな後輩たちとチームを結成し、プログラミングコンテストに出場することになった僕はリーダーとしてチームのマネジメントと企画を推進する日々を過ごしました。
開発もほとんど分からず、プロマネの経験も貧弱な僕にとっては大変な日々でしたが、ものすごく充実感のある毎日でした。
結果としてマイクロソフトから企業賞を頂くことができました。

実は現在所属しているリクルートという会社も、プログラミングコンテストの会場での出会いをキッカケに入社することになりました。

ICTとは少し話が逸れますが、コンテストと平行してIT frogsという研修プロジェクトにも参加しており、こちらでも平行してWebサービスの企画開発に取り組んでいました。

この2つの経験を通して、初めて「開発に関する成功体験」を経験することになりました。

その勢いに味をしめた僕は、翌年も後輩たちと一緒に、あるいは個人としてWebサービスやアプリを量産しつつ、2回目のプログラミングコンテスト出場で全国2位を獲得したり起業家甲子園で全国2位を獲得したり会社を起こしたりしました。

考えたものをチームで作り上げ、実際に形にし、人に評価される。

シンプルではありますが、これらの経験が僕にものすごいインパクトを与えました。
今の仕事のスタイルやプライベートでの取り組みには、間違いなくこの時期の経験が原体験として強く影響しています。

ICT委員会に再会し、活動をしたことで、今では企画も開発もマネジメントもバリバリとできる人材として見られるようになりました。
実際は頂いている評価と実情にはまだ乖離があると思っているので日々邁進していく所存ですが、少なくとも本科卒業間際の僕と比較すると目玉が飛び出て転がっていくほどには成長したと思います。

ちなみに、卒業時にM教授から弟子に認定されました。
地球誕生以来2人目の認定とのことで光栄に思っています。

ICTと僕 〜現代編〜

そんなこんなで、僕は今、高専を卒業してトウキョウでサラリーマンをしているわけですが、業務でもプライベートでも企画・開発をし続けるような生活になりました。
純粋にプログラミングも楽しんでいます。

今年4月に入社した後にもプライベートで

などなど、諸々リリースしました。
もっと何か出した気がするけど失念。

また、卒業してトウキョウに出てきたものの、従姉妹が委員長に就任をしたり、twitterで後輩に絡まれたり、今年のプログラミングコンテストを応援するため北海道に飛んだりなど、未だにICT委員会との繋がりは持っています。

今の1年生たちからすると「誰?」的な存在かとは思いますが、
こんなOBもいるということを頭において頂き、何かあったときには連絡くれると嬉しいです。
全力でサポートします。

まとめ

意外と長文になったのでまとめます。

  • ICT委員会が冗談抜きで人生を変えた
  • 今も頑張っています
  • 今後も後輩たちと繋がり続けたいな

ちなみに、上記の3行まとめは3Linesにも投稿しました。(宣伝)

長文読んで疲れた方はぽっくりモンスターでリフレッシュするといいと思います。
Android版もあります。(宣伝)

本エントリを読んで意識高くなった方は無限はてブに行くと無限に意識高い記事が読めるかと思います。(宣伝)

それでは良い年末を!

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