こんにちは。かねしろ@pinkrootです。
pythonで開発を行っていると、別々のプロジェクトのために用意したライブラリやらが干渉しあって困ったことになることが多々あります。
そこで、いい加減pyenvとvirtualenvを導入して、プロジェクトごとにpythonのローカル開発環境を切り分けることにしました。
ということで以下手順の備忘録です。
pyenvとvirtualenvのインストール
まずはbrewでpyenvとvirtualenvのinstall
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$ brew install pyenv $ brew install pyenv-virtualenv |
環境変数の設定と、profileへの設定追記が求められるので実施
環境変数の設定は下記コマンド。
pipでのinstall時にもコマンドを提示してくれるはず。
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export PYENV_ROOT=/usr/local/opt/pyenv |
profileへの設定追記も実施します。
追記対象はbashであれば
- ~/.bashrc
- ~/.bash_profile
の両方。
追記内容は下記。
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if which pyenv > /dev/null; then eval "$(pyenv init -)"; fi |
一度、bashrcだけに書いたら下記のようなエラーが表示されました。
忘れずに両方に書きましょう。
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Failed to activate virtualenv. Perhaps pyenv-virtualenv has not been loaded into your shell properly. Please restart current shell and try again. |
設定の記載後は
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source ~/.bash_profile |
で設定のリロードを実施。
pythonのインストール
下記コマンドでpythonをインストール。
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pyenv install 2.7.6 |
このとき、下記エラーが表示される場合があります。
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ERROR: The Python zlib extension was not compiled. Missing the zlib? |
これはxcodeのツールが入っていないため発生する模様。
下記コマンドでインストール、というかインストーラーを起動させることができます。
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xcode-select --install |
無事にpythonがインストールできていれば下記コマンドでインストール済みバージョンを確認できます。
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pyenv versions |
ディレクトリごとにバージョンを切り分けるには下記のような感じで設定。
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cd ~/dev pyenv local 2.7.6 |
virtualenvを用いて環境構築
下記コマンドで、ベースとなる環境を元に新環境を構築できます。
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pyenv virtualenv 2.7.6 sandbox276 |
これで、pyenvでinstallしたpython2.7.6環境をベースに、sandbox276という名前の環境を作ることができました。
その環境を適用するためには上記のpyenvの例と同様に下記のようなコマンドで実施。
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pyenv local sandbox276 |
こうしておくことでインストールするパッケージなどを環境ごとに切り分けることができます。
平和が訪れました。
おしまい
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