こんにちは
かねしろ@pinkrootです。
このブログの更新も実に1ヶ月ぶり。
それまではほぼ毎日更新していたのですが、ちょっと思うところがあって意図的に更新を止めていました。
更新を止めてまで知りたかったことは以下の2つ。
- アクセスはどう変化するのか
- ブログ以外にログを書くとどうなるのか
それぞれ、個人的に面白い知見が得られましたのでここでまとめておきたいと思います。
(2の「ブログ以外にログを書くとどうなるのか」についてはこちらの記事でまとめています)
結果的に、アクセス数は「若干」下がった
結論から述べると、アクセス数は「若干」下がりました。
以下の2つの図をご覧ください。(以降の図は全てクリックで大きくなります)
まずは更新止めるまでの約1ヶ月(期間A)のアクセス
(6/9~ではなく6/14~になっているのは、6/12に書いた短時間でウェブサービスを作って公開する取り組み、始めました。がはてブでホットエントリに載り、アクセスが急増した期間を除くためです)
次に更新止めてからの1ヶ月(期間B)のアクセス
期間Aの訪問数が1079なのに対し、更新を止めた期間Bのアクセスが1067です。
4日ほど計測期間に差があるので、平均を計算してみましょう。
期間Aの1日平均訪問者数 = 41
期間Bの1日平均訪問者数 = 35
つまり、、平均6人の減、比率では85%になりました。
ただ、期間Aは記事の投稿をした日にアクセスが急増し、投稿しなかった日はアクセスが落ち込んでいたのに対し、期間Bは安定したアクセス数を記録しています。
当たり前といえば当たり前ですが、そのような状態にも関わらずアクセス数が約15%減で済んでいることを考えると、ユーザの定着・流入経路の確保がうまくいっているんじゃあないかなと思われます。
新規訪問割合と滞在時間は結構な変化あり
もう一度、上の2図をご覧頂きましょう。今回注目して欲しいのは訪問者の割合と滞在時間です。
期間Aの新規訪問者割合 = 62%
期間Bの新規訪問者割合 = 79.38%
期間Aの平均滞在時間 = 1:35
期間Bの平均滞在時間 = 1:09
更新をしないことによって、
- 新規訪問の割合が17.38%高まった
- 滞在時間は26秒下がった(約27%減)
という結果になりました。
ユーザの流入経路の変化
続いて以下の2図から、ユーザの流入方法の違いを見てみましょう。
まずは期間A
次に期間B
これらのデータから、更新をしなかった期間は検索トラフィックの占める割合が約30%上昇していることが分かります。
どうりで新規ユーザの比率も高まるわけだ。
肝心の検索キーワードですが、「not provided」というものが200から400に増加していた以外は大差なかったので、きっとこの「not provided」というものが重要なんでしょう。
正体を調べてみた結果、「googleにログインした状態で検索を行うとSSL暗号化されるためAnalytics上ではこのように表示される」ということらしく、要は「なんというキーワードで検索したか秘密(はぁと」ということらしいです。ガッデム。
ただ、検索を行った結果アクセスしてくるユーザが増えた、という事実だけはわかりますね。
無理やりまとめてみると。
以上のことから、1ヶ月ブログを放置すると
- アクセスは若干減る
- リピーター比率が下がり、新規ユーザの比率が高まる
- 検索を通して訪問してくるユーザの比率が高まる
- 滞在時間は減る
という現象が発生しました。
イメージ的には
頻繁に更新すると
- 更新情報を見たリピーターさんが訪問してくれる
- 結構じっくりと読んでくれる
更新を止めると
- 何かについて調べている人が訪れてくる
- 内容が思っていたものと違った場合はさっさと離れていく
という感じでしょうか。
検索エンジンに認められてきた証拠?
ここで、ふと考えてみると
- 更新を止めるとリピーターが来なくなる
- アクセス数が減る
- でも検索エンジン経由で来る人がその分を補填してくれている
- 結果、大してアクセス数は減ってない
ということなので、これは検索エンジンさんに認められてきたという証拠なのではないか、という仮説が立ちます(笑)
期間Aのときよりも期間Bのときの方が検索結果に私の記事が表示されているから、検索エンジン経由のユーザが増えてるんでしょう。きっと。
実際、私のブログを検索すると、Googleさんでかっこ良く表示してもらえるようになっています。
Googleさんに認められた結果、放置してもこれだけのユーザが流入してくるので、今後更新をしていくとどんどんアクセスが増えていく算段となります。やったね。
というわけで、今後とも更新を続けて参りますので、皆様ご贔屓をお願い致します。
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