焼肉くにもとに行ってプロのサービスとは何かを目の当たりにした

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。
かねしろ@pinkrootです。

先日、ちょっと良いことがあり
その打ち上げというかたちで焼肉を食べに行きました。

お邪魔したのは焼肉くにもと本店

非常に美味しいお肉を出してくれると評判だったのですが、
予約に関する説明ページで様々な注意事項が掲載されていたりなど、半端な気持ちで訪問すると怒られてしまいそうな雰囲気を醸し出しており、内心びくびくしながらの訪問となりました。
(もちろん事前に電話で予約をした上での訪問です。)

さて、いざ席についてみるとスタッフの方が非常に厳粛な空気を放ちながら、飲み物の注文を取り、そのあとの食事の流れについて説明下さいました。

あとで調べてみるとマスターの息子らしく、二代目店主となる方でした。

そして満を持して運ばれてくるお肉。

kunimoto_dish

くにもとでは最初は必ずおまかせをお出し頂くことになっており、この度は「上等」「飛び切り」「別格」のうちの「上等」でお願いしていました。

ひとつひとつの部位について丁寧な説明をしてくださる二代目。その表情は真剣そのもので、既にビールで乾杯をしていた僕と、一緒に食事に来ていた先輩が背筋を正すほどのものでした。

ひと通りの説明が終わった後、お肉の焼き加減について追加で質問をしたのですが、これにも懇切丁寧に回答を頂けました。
そして「ごゆっくりどうぞ」という言葉を残し、二代目が席をたったあとに、僕は「プロのサービスとは何か」を目の当たりにしました。

席をたって約10秒ほどたってからでしょうか。
慌てた足取りで二代目が席に戻ってきて、「お客様、こちらとこちらのお肉に関しては、こういう焼き方もございます。」と追加で説明してくださったのです。

非常に感激しました。

説明責任は十分といえるほどに果たしたであろうにも関わらず、追加情報を大変申し訳無さそうに急いで伝えに来てくれた。
ひとりの客として、心から「いいサービスを受けている」と感じることが出来ました。

もちろん、お肉は大変美味しく、「これが口の中で溶けるということか」というのを実感することもできました。

kunimoto_burn

隣の席では不倫カップルと思われる男女が涙と怒号を美しくミックスしながら破局話をしていましたが、
そんなことが気にならなくなるほどの良いサービスといいお肉でした。

二代目の見せてくれたプロ意識を参考に自身のプロフェッショナリズムに磨きをかけ、それを仕事に活かしてお金を稼ぎ、是非またお邪魔したいなと思えたいい夜でした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。